1日の最大損失額を決めろ ― 退場はこれで防げる。

トレードの敗北は、1回の損失で終わるわけではない。
本当に恐ろしいのは、連続する損失と、それに伴うメンタル崩壊だ。

これを防ぐ唯一の盾が、「1日の最大損失額」を決めておくことである。

1日の最大損失額を決めろ。
退場はこれで防げる。

 

■ 最大損失額を決めない者の末路

  • 負けを取り返そうと連打する

 感情トレードに走り、さらに傷を広げる。

  • ロットを跳ね上げる

 「一撃で戻す」という欲望が、口座を一瞬で吹き飛ばす。

  • メンタルが崩壊する

 冷静さを失い、ルール無視の暴走状態へ。

こうして「退場者リスト」に名を刻むことになる。


■ 最大損失額を決める意味

  • 資金防衛

 1日の損失が制限されていれば、口座は守られる。

  • 感情の制御

 「今日はここまで」と区切れることで、冷静さを取り戻せる。

  • 長期視点の維持

 1日単位ではなく、100回単位の統計に集中できる。
 

■ 最大損失ルール

1.1
日の損失は口座資金の5~20%以内
 これを超えたら即終了。

2.ルールを破ったら罰則を設ける
 トレード禁止日を作るなど、強制的に習慣化する。

3.最大損失額に達したら“強制休息”
 その日は必ずPCを閉じ、相場から離れる。
 

■ 最後に


相場は「勝つ日」よりも「負ける日」に口座を壊される。
その破壊を防ぐのは、エントリー技術ではなく リスク制御の習慣 だ。

1日の最大損失額を決めろ。
それだけで退場は防げる。

このルールを守れる者だけが、資金を未来へ繋げられる。

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