FX初心者が失敗する大きな原因のひとつは、**「トレードをギャンブル化してしまう」**ことです。プロトレーダーは「投資」として相場に向き合っていますが、初心者は無意識のうちに「賭け事」と同じ感覚でエントリーしてしまうのです。
 

ギャンブルトレードの特徴

1. 根拠がない
   　「上がりそう」「下がりそう」と感覚だけで入る。

2. 損切りを設定しない
   　「戻るはず」と期待して放置し、大損につながる。

3. ロットが大きすぎる
   　一発で資金を倍にしようとし、失敗すれば即退場。

4. 結果に一喜一憂する
   　勝てば有頂天、負ければリベンジ。感情に振り回され続ける。
    

投資トレードの特徴

1. ルールとデータに基づく
   　エントリーは「過去検証で優位性のあるパターン」に限定。

2. 損切りを必ず設定する
   　1回のリスクは資金の2％以内に抑える。

3. リスクリワードを徹底
   　損小利大を守り、期待値をプラスにする。

4. 感情を排除する
   　紙に書いたルールやチェックリストを活用し、冷静さを保つ。
    

初心者が陥る勘違い

• 「ギャンブル的に入っても勝てるときは勝てる」
  　→ たしかに一時的には勝てますが、長期的には必ず資金を失います。

• 「プロは勝率90％以上で勝っている」
  　→ 実際は勝率50％前後でも、期待値を積み重ねて資金を増やしています 。
   

まとめ

ギャンブルと投資の違いは、「再現性」にあります。ギャンブルトレードは一発勝負で再現性ゼロ、投資トレードはルールを守ることで確率的に再現性を持たせています。

独学では「自分がギャンブルしているのかどうか」を客観視するのが難しいですが、FXセミナーでは講師が「これはギャンブル、これは投資」という実例を示してくれるため、考え方を根本から修正できます。

相場を賭け事にせず、投資として向き合う。 この意識が、初心者を勝ち組へと導く最初の分岐点です。