FX初心者がよく目指してしまうのが「勝率90％以上の手法」です。しかし実際には、高勝率＝勝てる ではありません。むしろ高勝率を追い求めるほど、退場リスクは高まります。
 

なぜ高勝率が危険なのか？

1. 損切りを避けるようになる
   　「絶対に勝ちたい」と思うあまり、損切りをずらして塩漬けポジション化。最終的に大損を招きます。

2. 利確が早すぎる
   　勝率を高く見せるために、数pipsで即利確してしまう。小さな勝ちを積み重ねても、たった1回の大損で全て消し飛びます。

3. リスクリワードが崩れる
   　勝率90％でも「損切り：-50pips、利確：+5pips」なら、トータルでマイナスになります。
    

本当に勝ち続けるために大事なこと

• 勝率よりも期待値
  　「リスクリワード1:2」を守れば、勝率40％でも資金は増えていきます。

• 損切りを恐れない
  　小さな負けを繰り返しても、利益の伸びで十分にカバーできる。損切りは必要経費と割り切る。

• ルールを守る一貫性
  　高勝率を目指すより「同じ基準で淡々と取引できたか」を評価することが成長につながります。
   

初心者が陥る誤解

• 「勝率さえ高ければ稼げる」

• 「損切りしなければ勝率は上がる」

• 「プロは勝率90％以上を出している」

実際のプロトレーダーは、勝率よりも資金を守りながら長期的に利益を積み上げることを重視しています。

まとめ

FXは勝率を競うゲームではありません。大事なのは 損小利大で期待値をプラスにすること。

独学では「勝率にこだわる心理」から抜け出すのは難しいですが、FXセミナーでは講師が実際の損益曲線を見せながら「勝率が低くても勝てる理由」を解説してくれるため、納得感を持って取り組めます。

高勝率を目指すより、「小さな負けを受け入れ、大きな勝ちを取る」。これが勝ち組トレーダーの真実です。