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【MT4 バックテスト フォワードテスト】一致しないのが普通な理由|検証結果を実運用につなげる正しい考え方
MT4でバックテストを行い、
十分に検証したはずのEAをフォワードで動かす。
ところが結果は、
バックテストほど良くならない。
むしろ大きく崩れる。
この経験から、
フォワードテストは意味がない
バックテストが嘘だった
そう感じてしまう人は少なくありません。
しかし、
バックテストとフォワードテストが一致しないのは異常ではなく、
むしろ正常です。
重要なのは、
どの程度ズレるか
どの方向にズレるか
それが想定内かどうかです。
■フォワードテストの本来の役割
フォワードテストは、
バックテスト結果を再現するための工程ではありません。
目的は次の一点です。
バックテストで想定した負け方が、
リアルタイムでも起きるかどうか。
利益額や勝率の一致を期待すると、
必ず失望します。
フォワードは、
検証の答え合わせではなく、
仮説検証の最終確認です。
■バックテストだけでは見えないもの
どれだけ高精度なバックテストでも、
未来を完全に再現することはできません。
フォワードテストで初めて見えてくる要素があります。
・リアルタイムの約定遅延
・ニュースや突発的ボラティリティ
・ブローカー側の仕様差
・実際の心理的負荷
これらは、
バックテストでは再現しきれません。
だからこそ、
フォワードテストが必要になります。
■フォワードで崩れるEAの典型パターン
フォワードテストで崩れるEAには、
はっきりした特徴があります。
・バックテストで成績が良すぎる
・ドローダウンが極端に小さい
・特定期間に利益が集中している
これらは、
過剰最適化や環境依存のサインです。
フォワードは、
それを容赦なく炙り出します。
■バックテストとフォワードをつなぐ条件
フォワードテストを意味あるものにするには、
バックテスト側の前提が重要です。
・実ティックデータを使っている
・スプレッドが変動している
・スリッページが考慮されている
・ブローカー時間が一致している
この条件が揃っていなければ、
フォワードとの比較自体が成立しません。
スタート地点がズレていれば、
ゴールで合わないのは当然です。
■Tick Data Suiteが果たす役割
Tick Data Suiteを使ったバックテストは、
フォワードとの差を縮めるための下準備です。
・擬似的な有利条件を排除
・現実に近い約定環境を再現
・時間帯ごとの歪みを抑制
これにより、
フォワードとの差はゼロにはならなくても、
方向性は揃いやすくなります。
差の大きさではなく、
ズレ方が一致しているか。
ここが判断ポイントになります。
■フォワードテストで見るべき指標
フォワードでは、
総利益や勝率を最優先に見てはいけません。
確認すべきなのは次の点です。
・連敗の長さ
・最大ドローダウンの出方
・バックテストと似た負け方か
・時間帯ごとの不安定さ
これらがバックテストと近ければ、
そのEAは想定通り動いていると判断できます。
■フォワードで結果が悪いときの正しい判断
フォワードで結果が悪く出た場合、
すぐに次の行動を取りがちです。
・パラメータを変える
・再最適化する
・別EAに切り替える
しかし、
まず行うべきは原因の切り分けです。
想定した負け方か
想定外の崩れ方か
ここを見極めずに修正すると、
検証の積み重ねが崩れます。
■MT4バックテストマニュアルの位置づけ
MT4バックテストマニュアルは、
バックテストとフォワードを分断しません。
・どこまで一致すれば合格か
・どのズレは許容範囲か
・どの時点で止めるべきか
これらを事前に定義します。
そのため、
フォワード結果に一喜一憂せず、
冷静な判断ができるようになります。
■フォワードテストを省略してはいけない人
次のような人にとって、
フォワードテストは必須です。
・資金を大きく張る予定がある
・長期運用を前提にしている
・EAを本命として使いたい
一方で、
短期で使い捨てる戦略なら、
フォワードは簡略化しても構いません。
目的によって、
必要な工程は変わります。
■まとめ|フォワードテストは現実確認の工程
MT4バックテストとフォワードテストは、
一致させるものではありません。
つなげるものです。
・前提条件を揃える
・ズレ方を見る
・結果ではなく挙動を比較する
これができて初めて、
フォワードは意味を持ちます。
MT4バックテストマニュアルは、
この一連の流れを迷わず進めるための
判断基準を整理しています。
バックテストで期待を作り、
フォワードで現実を確認する。
この順序を守ることが、
実運用への最短ルートです。
➡【MT4 バックテスト フォワードテスト】Tick Data Suite使い方ガイド|EA最適化・ティックデータ導入で実運用精度を再現
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