FXで勝ち続けるために必須なのが、「相場の状態を見極める力」です。特に重要なのは、トレンド相場なのか、レンジ相場なのかを早く判断し、それぞれに合った戦略を取ることです。
 

トレンド相場の特徴

• 高値と安値が切り上がり続けている（上昇トレンド）

• 安値と高値が切り下がり続けている（下降トレンド）

• 移動平均線が同じ方向に並び、角度がついている

• ボラティリティが大きく、押し目や戻りを狙いやすい

戦略：順張りが基本。押し目買い・戻り売りを狙い、リスクリワード比1:2以上を徹底します。

レンジ相場の特徴

• 高値と安値がほぼ横ばい

• 移動平均線が水平に推移

• ボラティリティが小さく、ダマシが多い

• トレンドフォロー型インジケーターが機能しにくい

戦略：逆張りが基本。サポート付近で買い、レジスタンス付近で売る。ただし「抜けそうな場面」では手を出さないことが重要です。
 

初心者がやりがちな失敗

1. レンジ相場なのにトレンド戦略を使い、往復ビンタを食らう

2. トレンド相場なのに逆張りし、損切りを繰り返す

3. 状況を確認せず、感覚で飛び乗る
    

見極めるためのチェックリスト

• 高値・安値が切り上がっているか／切り下がっているか

• 移動平均線の角度と並びはどうか

• ボリンジャーバンドが広がっているか／収縮しているか

• 経済イベント直後かどうか

これらを確認するだけで、相場の状態はある程度判断できます。
 

学びを深める方法

独学では「今がトレンドかレンジか」を見極めるのが難しいですが、FXセミナーでは実際のチャートをリアルタイムに使い「なぜこれはトレンド、これはレンジ」と解説してくれるため、感覚的に理解が早まります。

結局のところ、戦略を切り替える力が勝敗を分けるのです。トレンドとレンジを見極め、相場の流れに合わせた戦い方を身につけましょう。