FXで安定して勝てるようになるためには、チャート分析やテクニカル手法よりも大切な習慣があります。それが トレード日記（トレード記録） です。実際、プロトレーダーの多くは必ず日記をつけており、自分のトレードを客観的に見直すことで成績を改善しています。

しかし初心者の多くは「つけても意味がない」「面倒くさい」と考えて続きません。その結果、同じミスを繰り返してしまい、成長のスピードが遅くなってしまうのです。

では、効果的なトレード日記の書き方とはどのようなものでしょうか。おすすめの記録内容は以下の４つです。

1. 売買のタイミング
   　いつ、どこでエントリーし、どこで決済したか。時間足や通貨ペアも必ず記録します。

2. チャートの形
   　スクリーンショットや手書きでチャートの形を残すことで、似た場面に出会ったときに役立ちます。

3. 感情の記録
   　「焦って入った」「欲張って持ちすぎた」など、その時の心理を記録することで、自分の弱点が明確になります。

4. 負けた理由の分析
   　なぜ損切りになったのかを具体的に振り返り、次にどう改善するかを必ず書きます。

この４つを継続的に記録することで、自分だけの「勝ちパターン」と「負けパターン」が見えるようになり、無駄なトレードを減らすことができます。

特に重要なのは「感情の記録」です。トレードの8割はメンタルで決まると言われるほど、感情が判断に影響します。記録をつければ、欲望や恐怖に支配されたエントリーを客観的に見直せるようになり、安定したトレードに近づけます。

独学では「なんとなく」で記録をやめてしまいがちですが、FXセミナーでは実際に講師が使っているトレードノートやチェックシートを公開してくれることもあります。真似をしながら習慣化すれば、学びの速度は格段に上がります。

トレード日記は未来の自分への投資。今日の記録が、半年後・1年後の成長を支えてくれるのです。